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ファーストライヴ記事

ファーストライブ in O-saka 
本番前の?~緊張のファーストステージ!

本番前の?

77e3087e60f9253d336f3937749c4808.jpgざるそば(以下ざる)「というわけでまずはおつかれさまでした。」
春木「汚いね、君の部屋。」
ざる「開口一番それですか?」
春木「気になる。なんかそれに匂うよ、なんか…だいたい名古屋に帰って来た日に呼び出しといてこれかよ…ぶつぶつ…」
ざる「(しばらく春木のいじめが続くが無視して)まずは率直な感想を。どうでしたか。」
春木「え?ああ、非常に緊張しました。」
ざる「そんなようにはみえなかったけど…。」
春木「汗ダラダラだったじゃん。」
ざる「それはいつもじゃん。」
春木「うるさいよ!」
ざる「まあまあ。続きを聞かせてください。」
春木「え~とですね。大阪についてちょっとお茶して、ホールに入ったんですよ。4時前だったかな?まずはステージにいってご挨拶をしようと思ったら、スタッフさん、一番偉い人にいきなり、『ドラムさん、セッティングお願いします』って言われて。びびって荷物を放り出して、とにかくドラムセット並べるとこから始まって知らない間にリハーサルが始まってたって感じですね。

ざる「それでそのまま本番突入ですか?」
春木「いや、そのあと控室で一息つけたんで。それに気合も入れたし』
ざる「どんなのですか?」
春木「え~とね。平田さんが『たくみつ~』っていって3人で『ドキッ!!』て言った。ドキッ!て(笑)。君への感謝の気持ちもこめてね。」
ざる「いやはや、うれしいやらそこばゆいやら。このブログのタイトルを気合入れに使ってくれたんですね。」
春木「まあ、他に適当な言葉なかったし。」
ざる「またまた~照れ隠ししちゃって。悪いクセだぞっ♡」
春木「そのセリフのニュアンス。テキストだと伝わらないと思う…。」

緊張のファーストステージ!

春木「何度も言った気するけど、久しぶりだったんで、緊張しました。お客さんが目の前にいるって環境が。でも変な昂りもあったりして、ゾクゾクしてた。1曲目のバンス・リカーナが、結構、難しい曲なんですよ。これを敢えて1曲めに持ってくるっていう(笑)。あとで録音聞いたけど、いやあ、ここだけの話、全然指が動いてないね。音がつぶれちゃってるかも。」
ざる「ここだけの話ってブログですから。理論上、どこのどんな人でも見られますから。」
春木「あ、そうか。まあいいや。」(←いいのかよ!)
  「でも、そもそも細かい決め事がないジャンルなので(笑)いろいろ、自分の得意なことを曲に合うように入れていって調子出してったって感じですね。何より(※1)モニターの音がきちんとでてたんで二人の音をきちんと聞けたから、いろいろ試みることができたのは大きいですね。」

※1<モニター>
舞台の上できちんと他の楽器の曲が聞こえるように調整されたスピーカー等の機材。これがないと、演奏者は互いの音が聞こえない。

ざる「環境によってやれることも変わる?」
春木「うん、全然変わる。一応みんな勝手にやってるんじゃなくて、ちゃんとまわりの音を聞いてやってるんで(笑)。まわりの音が聞こえづらいとやっぱりセイフティーファーストっていうか『この辺で押えとこ』って感じで無難なことしかやれなくなっちゃうから。今回はミノヤホールさんのお蔭でばっちりでした。」(←ばっちり…何歳?)

ざる「(※2)1stで一番印象に残ってるのは?」

※2<1st>
今回のレビューでは便宜的にライブを3ステージ構成で捉えています。1stは1stステージの略。

春木「My Back Pageですね。ボブ・ディラ~ンの」
ざる「っと、意外、かな。もっと自分が叩いてるやつかと」
春木「いや、あの曲があるから他も生きるっていうか。一応ちゃんとこういうのもできますよっていう証明にもなるし(笑)。純粋に、ひたすら地道にビートを刻むのも好きなんですよ。同じことやってるかと思ったら段々音数が増えてきたり、また減ったり」
ざる「顔に似合わないこと言いますね。」
春木「うるさいよ!」
ざる「僕の感想としたら、そうだなあ、お客さんが最初『ウ、すごいことになってるな』って(笑)空気が流れたような気がしたなあ。」
春木「(笑)それがフリージャズだから!って違うか」
ざる「で、マイバックページで少し安心して3曲めのケルンでまたぶっとぶって感じでした!」
春木「ぶっとぶって?」
ざる「え~春木ぃ、それでいいのぉ~って感じ」
春木「うそ~ん!何が駄目だった?」
ざる「髪型?」
春木「そこかよ!」

爆発のセカンドステージ!!

5540efe2259bc8228a7b0bd9c4abbede.jpgざる「ということで2ndステージですが、ここでは平田さんのソロステージでしたね。」
春木「そです。ぼくはムラーセくんと舞台袖で聞いてました。」
ざる「二人でなにやってたんですか?」
春木「それは秘密♡」
ざる「そのニュアンスは…つたわるのかなぁ?まあ、いいや。どうでした」
春木「うん、ここでは完全に観客の一人として聞いてました。すごいなぁって。」
ざる「うん、客席もみんなぐっと引き込まれてたね。」
春木「『海峡』のメインテーマがすごくロマンティックで切なくて…。」
ざる「それで思わず舞台袖で…」
春木「うん、思わず…そのあと、どんどん激しくなって我を忘れていく感じで日常からの脱却というか、心地よい浮遊感とともに超自我の世界へ…」
ざる「春木さん。曲の話ですよね。」
春木「もちろんそうよ。板尾の嫁なみに、もちろんそうよ。」
ざる「なら、いいんですけど。」
春木「あと、『枯れ葉』のアレンジもすごいよかった、ていうかすごかった。」
ざる「うん、原曲からの変化が素晴らしかったと思う。ちょっと短めか?とも思ったんですけど。」
春木「いや、それがいい。そのぶっきらぼうさがいい。」
ざる「このステージでの集中力が次の3rdステージへの爆発につながるわけですね。」
春木「うん、『すげぇあったまった。じゃあ最後にドカーンといくぜ!』みたいな」
ざる「『ぜ!』って春木さん。70年代の少年ジャンプみたいですよ?」
春木「何?文句ある?」
ざる「いいえ。」

怒濤のラストステージ!!

c9e33c8bd971980512b93dfc8c1f7d4e.jpgざる「さて、3rdステージですが。」
春木「トルコは疲れました。非常に。で、そのあとのアンダルシアで手が…、手がぁ!!」
ざる「しかし、お客さんの乗りは最高潮!!ですよね。」
春木「うん、うれしかったです。歌ってくれたし。」
さる「歌ったねぇ。最初平田さんが歌ったのにはびっくりしました。」
春木「想定の範囲内です。」
ざる「さすが。だてにメンバーじゃないですね」
春木「でも、ジャンプしたのは想定外です笑(←※3)」

※3<ジャンプ> 
掲載の写真参照。平田さん元気ですね。

ざる「まだまだ体動くよね!(笑)」
春木「うん、年齢を感じさせない(笑)」
ざる「ほかには?」
春木「ブルース for Cでございます」
ざる「うけたね」
春木「愛ですね」

ざる「さて、今回のツアー?タイトルにもなっているラストの 『マイフェイバリットシングス』ですが…」
春木「これは、ぼくと平田さんが初めて合わせた曲なんです。名古屋の今池という土地に、いつでも楽器を使える飲み屋さんがあって、そこで初めて。まあ、そんな思い出もこめてタイトルにしてあったりもするんですが、何度もやってるので、どんなプレイをしても大丈夫っていう感じがありますね。」
ざる「途中違うテーマが入ってきたりしても…」
春木「大丈夫。インタープレイが一番やりやすい曲です。」
ざる「何か胸に去来するものがあったとか?」
春木「うん、素直に『やってよかったな、やらせてもらえて幸せだな』って」
ざる「なるほど。ほかには?」
春木「『アンダルシアの風』のベースソロ最高」
ざる「あれ?なんかとってつけたような…」
春木「とんでもございません!(※4)」

※4<とんでもございません!>
「とんでもない」はこれだけで1語の形容詞なので本来は「とんでもないことでございます」が正解。 フジテレビドラマ「王様のレストラン」のオマージュとして、敢えて春木は発言したと思われる。

そして…reprise…

62e928a3e6b9a12adf6f7c24427f2e52.jpgざる「アンコールなわけですが…」
春木「待ってたような気もしますが(笑)ありがとうございます。」
ざる「『星に願いを』アンケートではよかった曲にあげてる方が多いとか」
春木「あのタイミングで、あの曲ってすごく幸せな気分になりますね」
ざる「そうですね。もう一度『枯れ葉』をやったのは?」
春木「アンコールですから。用意してなかったので、ありもんでいきますみたいな(笑)。でもトリオバージョンもやると、ソロとの比較もできていいかな、とか思ったし」
ざる「オーソドックスでしたよね?」
春木「最後なんで。敢えてさっぱりとやるといいかな、なんて僕は思いますけれど。」
ざる「うん、僕も最後は原点?に戻ってって感じがあってよかったと思います。」

春木「こんな感じですかね。ライブレビューというかバンド内反省会みたいになったけど…。」
ざる「まあ、それならそれで僕らの限界ということで」
春木「僕ら?ら?君じゃないのか」
ざる「道連れってことで」
春木「酷い奴だな。」
ざる「最後にまとめの感想をひとつ!」
春木「…まあ、いいや。
   何度も言ってますが本当にみなさん、ありがとうございました。次はもっと成長してもっといいステージにしたいと思います!」
   「あと、汚いね。君の部屋。ワイドマジックリン買ってくるわ」
(終わり)

セットリスト

1stステージ(トリオ P.B.Dr)

<M1 バンス・リカーナ>
山下洋輔作曲の6/4拍子の曲。重厚なメインテーマから一気にフリーの世界へ。
<M2 マイ・バック・ページ>
ボブ・ディランのアルバムからリアレンジした曲。切ない旋律が響く。
<M3 ケルン>
ドラマティックなピアノソロをパーカッシブなドラムの鼓動が覆っていく。

2stステージ(ピアノソロ)

<M4 クレオパトラのサマータイム>
ジャズスタンダードの代表曲「クレオパトラの夢」と「サマータイム」を平田独特の感覚で紡いでいく。
<M5 海峡>
ピアニスト平田のオリジナル曲。本人の出身地、関門海峡をイメージして創られた。
<M6 枯れ葉>
言わずと知れたジャズスタンダード。平田のアレンジのセンスが光る。

3rdステージ(トリオ P.B.Dr)

<M7 し~ちゃんぶる~す>
4ビートの平田オリジナル曲。愛する人へ捧ぐ?
<M8 トルコ なぜかトルコ ん~♡トルコ>
原曲は14世紀後半から大勢力となったオスマン=トルコ帝国の軍隊『イェニチェリ』の行軍曲。これをTAKUMI TORIOがアレンジ。  
<M9 アンダルシアの風>
スパニッシュなリズムに乗せて熱く演奏。
<M10 マイフェイバリットシングス>
原曲は名作ミュージカル「サウンドオブミュージック」から。
サックス奏者ジョン・コルトレーンが好んで演奏していたこともよく知られる。今回のライブの表題曲でもある、TAKUMI TRIOにとっても意味のある曲。

アンコール
<M11 星に願いを>
ミュージカル「星の王子様」の劇中歌で有名。
<M12 枯れ葉(トリオ・ヴァーション)>