23日忘年ジャム in NAGOYA
到着まで
さて、23日匠な忘年会。
午前中、私は高山へと向かうバスの中。
コミむら~せに「天気予報で『大雪』なんて報を初めて見た」と言わしめたエッジな天候の中、何故か山へと向かう一同の中にいたのでした。何故?
何のことはない。会社の慰安旅行です。我が社の連中はチャレンジャーな奴らばかりなのです。ほんとは昼食を予約していた料理屋のキャンセル料がもったいないからだけだけど。チャーターバスの運ちゃんも「時間の保証はできん」と言っていたのだけれど。
私,「名古屋、今日中に帰れないんじゃないか」という思いとともにバスに揺られながらも、全く似ていないロンブー亮のモノマネで失笑をかいつつ、トランプ大富豪でオレンジレンジなみにキリキリ舞いの勝負をしているうちに、目的の料理屋にたどり着きました。
たらふく飛騨牛を腹につめこみ、いざ名古屋へ。
思った程、雪に困らせられることもなく、予定より1時間程遅れながらも名古屋到着。
匠忘年会まではまだ時間がある。会社事務所で時間を潰そうと何気なくPCを開きメールをチェック。ぐげぇ!お仕事催促メールの山ァ!
みなきゃよかった…。
しかし見てしまったからには動かないと気になって仕方がない性分。
ややバス酔いでゆらゆら揺れるアタマを必死になって働かせているうちにコミから電話。
「着きましたよ。パルキさん」
南蛮家まで一緒に行く約束だった!
南蛮家に到着してみると、匠さんと私の共通の知人が既に到着、ほろ酔い加減。
私を見つけて一言、「きたよ~ん」。なんてフレンドリーな人だ。
ふたことみこと、知人と会話をしていると何だか後ろが騒がしい。振り返ってみるとどうやらドラムのセッティング中。
マスターに聞いたところ、今まで置いてあったドラムセットがもう古いから、と常連のプロドラマーが提供してくれたものを、まさに今日、準備しているところだと。
うをを!Newドラム初ライブは私のもの!
などと一人で興奮していたら匠さんが奥様と到着。
Cさん、相変わらずキュートだ。匠さん、もう顔が赤い。
到着後
さて、南蛮家にて、ようやく3人揃った匠トリオは、早速演奏、することもなく、まったりとボックス席でくつろいだ。
「今年は良い年でしたね」なんて会話をかわしつつ時間は過ぎる。ステージでは他のお客さんが演奏をし始めた。
おもむろに立ち上がった匠さん。
え?バトルですか?それともジャムりますか?
「パルキくん、メニューにステーキがあるよ!忘年会だね!」
ほどなくしてテーブルにステーキが置かれる。ウェイター兼バリバリのギタリスト、ジョニーさん(日本人)が
「ぼっぼっ忘年会おつかれっすー」
とグルービーな雄叫びを挙げてくれる。ああ、幸せ。そして時間は過ぎていく。
匠さんは酔っている。パルキも酔っている(肉に)。コミは参加しているヤフオクの動向をケータイでひたすら確認している。
先ほどの知人があらわれた。
知人はことばをはなった!
「あの~待っとるんですが…」
匠さんは気が付いた!
パルキも気が付いた!
コミは競り負けた!
トリオはステージへと向かった!
ピアノはいつもよりアバンギャルドに、
ドラムはNewドラムのレスポンスの良さに乗せられよりハードに、
ベースは負けた悔しさの腹いせによりラウドに、
演奏は行われた。
マスターが飛び入りした!
人さし指でキーボードを突つく!
即興の連弾!
インスパイヤされたドラムが轟音を鳴らしてみる(笑)!
ベースはいろんな意味で泣いている!
いいステージ。
ひとしきりトリオの演奏が終わると、触発されたお客さんとともにセッション三昧。
「セイセイセイ!」とHGのりな長門博之似のお客さんとビートルズを熱唱。
ジョニー(日本人)とマスターも「朝日が昇る家」等をプレイ!久しぶりのマスターの歌声、ジョニー(日本人)の超絶ギターテクに酔いしれる。もう酒は要らない。
再びTAKUMI TRIOが「My Favorite things」を演奏。
知人はことばをはなった!
「こりゃストレス解消になるわ!!」
これで僕たちは締め。まだ、熱気が残る南蛮家を後にすることにした。
さんざん遊ばせて頂きました。南蛮家最高。
外に出ると、冷たい風が肌を刺した。とても心地よく感じた。
明日はクリスマスイブ。いやさクリストマスイブ。
この寒さが続けばホワイトクリストマスになんのかな…。などと思いつつ僕は家路についた。
そして今日、パルキ宅の玄関にはどでかい段ボールが置いてある。
店員と交渉しまくり、価格.comの最安値より安く手に入れたHDDレコーダー。
そうさこいつは自分で買った自分へのクリストマスプレゼントさ(泣)。
人生そんなもんさ。
なんて切ない努力をしてしまったのかと後悔さ。
聖なる夜くらい、ふところでっかくなれってもんさ。
できないさ。人生そんなもんさ。俺、小さい人間さ。
だから写真撮り忘れるんさ。
それでは!