06Live in kobe

TAKUMI TRIO Live in KO-BE
パルキそばの「銀河鉄道の夜」の巻

ざるそば(以下ざる):
「さ~皆さんこんばんゆ~!
何時も時計に追われてる、時間の国の白兎、ざるそば~にゃとっ!」

パルキ(以下パル):
 「いつでも自分の居場所がわからない、鏡の国のレッドクィーン、パルキえすぱにょーらでっ!!」

ざるパル:
「ザ・アンビバレンツで~すっ!!よろちっくしょー!!!」


ざる:
「ねぇねぇ聞いてよ、ぱるきんぐぅ」

パル:
「おやおやなんだい?ざるバカくん」

ざる:
「こないださぁ~。のだめにさぁ~、 『いつまでぐだぐだしとっとよ!ケツの穴の小さい男かねっ!!』っておこられちったよ~」

パル:
「おやおや、それはとんだざるバカ日誌だね。まあ、最近きみ、便秘がちだったからね」

ざる:
「そうなんだよお~。気張ってもダメなんだよお~。でも気張らないとケツの穴は大きくならないんだよお~」

パル:
「まさにっ!」

二人:
「あん、びばれんつっ!!!」

パル
「なんか、ちがくねぇか?」

ざる
「まあ、たまにはいいんじゃない?(^-^;)」

パル
「アンビバレンツの解釈も若干違うしね」

ざる
「そんなことより今日は君の神戸までの道程を聞いてだねえ、寝台急行の名前とかけて『銀河鉄道の夜』ってタイトルにしてんだけど早く話せよ」

パル
「ツのままでいくか、『アンビバレンズ』の方がいいか悩んでる時間無駄だったね。」

ざる
「いいから話せよ、聞いてやるから全て話せよ」

パル
「むかつくなぁ、お前…」

パル
「まあ、あれですよ、時は11月25日11時34分発、寝台急行『銀河』に乗って神戸にいくことになったんだけどね。
その前に匠さんから 『最近の寝台列車は車両が一新されたからきれいだぞ』とか言われてたわけ。
で、名前も銀河だっつんで結構盛り上がってたわけ。頭の中のBGMとかもうゴダイゴなわけ。一人で輪唱してるわけですよ」

ざる
「なんちゃって英語でね。『999』だけやけにはっきり歌ってね」

パル
「あんまり歌うとマッキーみたいに怒られちゃうけどね。夢は時間を裏切らない。時間も夢を裏切らない。でも急行『銀河』は俺を裏切ったわけ」

ざる
「どんなふうに?」

パル
「もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対ってくらいな感じ」

ざる
「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけないとか言っときながら?」

パル
「また考えすぎの虫がじわりじわりと沸いてきて、僕は僕自身に一日分の言い訳とか始めちゃうわけ」

ざる
「たちの悪い癖だね」

パル
「そうそう、後輩がシフトを変わってくれないから最後のタームも自分でこなして速攻で帰ろうと思ったら社長あての書類に意外に時間がかかっちゃったりとか、その間にちょっと不謹慎だけど周りに不幸があって急に弔電の手配しなきゃいけなくなったからだとか」

ざる
「つまりは、最初からどんな努力をしても寝台急行に乗る運命にあったと?」

パル
「そういうこと。一旦家に戻って空っぽの冷蔵庫開けていろいろ思い出してると、都会の暮らしはやけに喉が渇くなぁって。」

ざる
「誰に今すぐ会いたいんだよ、砂漠の真ん中で」

パル
「いや、眠りたいもう眠りたいの方。」

ざる
「眠れるじゃん、寝台なんだから」

パル
「そこだよ、ざるバカ日誌。もう、一新どころじゃないわけ。あとで調べてみたら銀河って、一新されてからも唯一残ってる最後の『ブルートレイン』だったわけ」

ざる
「それはそれでなんかい~じゃん」

パル
「まあ後からそうは思えるんだけどね。そのときはもう、なんで俺ゴダイゴなんか歌ってたんだろうってすごく後悔ですよ。こいつでTake on ジャーニーはかましたくねぇ~なぁ~って。当然アタマのBGMはそこから『ドナドナ』ですよ。ほんとゴトゴト揺られるんだもん」

ざる
「そんなにひどかったの?」

パル
「うん。B寝台の上下ベッドの下だったんだけど。で、2段ベッドが2つで一組。それで1ユニットみたいなかたちになってて。
とりあえず狭い。人一人寝てぴったり収まるサイズなの。でもね。荷物があるわけですよ。どこにおくんだよ?って感じで。しかもマイスネアドアラムとか持って来てるからさらにどうするんだと。しょうがないから膝たたんで赤子のポーズですよ」

ざる
「ほかは埋まってたの?」

パル
「うん全部。俺の上がね、なんかロングコートでロングブーツなレディだったのよ。で、その姿のまま俺のベッドの上に上ってくわけ。あんたそのコートとブーツどうすんだ?ってすごい疑問だったんだけどそれよりも揺れがひどくてね。ホットココアを前もって用意してたんだけど座って飲もうにも飲み口が固定できない(笑)速攻であきらめて寝転がって。じゃないともう酔っちゃいそうで」

ざる
「となりは?」

パル
「そうそう、なんかね。中学生くらいの女の子とその保護者みたいな。でも親子じゃないみたい。なんか敬語だったし。」

ざる
「で、寝られたの?」

パル
「もう最初は寝てても揺れがすごくてアタマ打つわけ。一人マッスルリベンジャー状態。何だ俺は杵か?昔とった杵柄かと。なんなら餅を用意しろと。もう、のんのんのんのんゆれるわけですよ」

ざる
「あ、オツベルだ」

パル
「そうそうなめとこやまの熊のことなら面白いってね。そんな賢治童話な気分には最後までならなかったなぁ。疲れてたから結局寝たけどね。
で、6時には目が覚めて。ずいぶん健康的でした。健康的といえばいっこ面白かったことが」

ざる
「なになに?」

パル
「その、隣ベッド上の女の子ね。朝起きてからず~と髪をとかしてるわけ。まあかなり長い髪だったからだけどね」

ざる
「寝癖直しですか?」

パル
「それもあるんじゃない?で、俺が洗面台に行ってトイレ入って出てきて戻ってきてもまだといてるわけ。で、とかしながらさぁ」

ざる
「とかしながら?」

パル
「牛乳飲んでたよ!」

さる
「マジで?!やった!まだそんな中学生いたんだ!!」

パル
「うん、思わず片面焼いたトーストを準備しなきゃって探しちゃったよ」

ざる
「なにに遅刻するんだろうね彼女は」

パル
「夢じゃない?」

ざる
「まあでも夢は時間を裏切らないからね」

パル
「うまくまとめたなんていわせねぇぞ!」


その後、6時32分に新大阪に到着。7時10分に元町駅に着いたら外は雨。思わず、「こう~べぇ~…は、今日もあ~めだぁった~」とクールファイブつながりのBGMがアタマに流れたパルキさんでしたとさ。そういえば「東京砂漠」って唄もあったなと、このざるそばもリンクさせてみたり。

あなたがいればつらくはないのこの東京砂漠。

パルキ・そばのそこそこライブレビューβ版

ざるそば:
「は~いみなさんこんばんれ。前回プレライブレビューということでしたが、今回よりちょこちょことライブレビューを上げていきたいと思いますう~。で、引き続きパルキ・エスパーニャさんにお越し頂いてますです!」

パルキ:
「はい、こんばんは。こんばんはの『は』は『は』ですこんばんは。『純恋歌』と言えばナガブチ御大の『巡恋歌』しか思い浮かばない、湘南の風ってどんな匂い?と思ってしまうover30のいいおっさん、パルキ・エスパーダです。ところでざるバッカーさ、髪型おかしいよ」

ざるそば:
「うん、今名古屋に戻って来てるんですがドライヤーを持ってくるのを忘れまして。かといって髪の毛が乾くまで起きてられないという。で、朝起きて寝癖つきまくりでだからといって特に直すつもりもないという、もうみてくれなんてどうでもいいと思ってたらこの間、南蛮家のマスターに『みてくれに気ぃ使わないと。他人はなんだかんだ言っても最初は見た目で判断するんだから。』と軽くたしなめられました」

パルキ:
「うあお、耳が痛いわ」

ざるそば:
「『外見で判断するな』とか『俺の中身をみてくれ』だとか、そんなところで変にこだわってみても無駄な時間と体力使うだけだから、と。余計な誤解を生むより楽じゃないかと。まあそんな話」

パルキ:
「さすが人生の先輩は言うことが違うね。イイハナシダナー」

ざるそば:
「ばかにしてる?」

パルキ:
「な、なにを!誤解だよ誤解。困るなぁ、普段俺の口が悪いからって。」

ざるそば:
「そこだよそこ。そういうところで変な誤解生んでも損でしょって話よ」

パルキ:
「なんだよ、その自分だけ先に行ってる感。お前だって2日前まで似たようなもんだったっしょ?」

ざるそば:
「そ~だけどさぁ~なんかさぁ~ヒトが折角いい話してんだからさぁ~そこは『へぇ~ほぉ~』ってのっとこ~よぉ~」

パルキ:
「ヘー・ホー」

ざるそば:
「救えんな、お前は…」




ざるそば:
「で、まあライブレビューをぼちぼちやってこうかって話なんですけどね、パルキさん。よろしいですか?」

パルキ:
「あ、はいはい。その前にね。ライブ直前の様子なんかもちらちらっと話したかったりするんだけどね」

ざるそば:
「『リードマン・運び屋の女』の話ならもういいよ」

パルキ:
「ち、ちげぇよ、バカ、ちげぇよ」

ざるそば:
「何うろたえてんの?」

パルキ:
「ち、ち、ちげぇよバ~カ、おめ、ちげぇよ」

ざるそば:
「南蛮家のマスターも『男は1おし、2かね、3すがた』って言ってたよ。電話番号くらい、you聞いてないの?」

パルキ:
「何でジャニーさんなんだよ。知ってるよ!」

ざるそば:
「店のだろ。リードマンのだろうがよ?」

パルキ:
「まぁライブ前にですね、JUST In TIMEの目の前にある喫茶店に入ったんですよ」

ざるそば:
「あ、はぐらかした」

パルキ:
「そこがなんか、すっごく雰囲気のあるところで。店に入るともうジャングルか、ってくらいに観葉植物が店の中一杯に張り巡らされているわけ」

ざるそば:
「張り巡らされてるって」

パルキ:
「だって張り巡らされてたんだもん。で、アイスコーヒー頼んだんですよ」

ざるそば:
「冬なのに?雨降ってるのに?」

パルキ:
「うるさいなぁ、たばこ・アイスコーヒー・チョコレートは俺の三種の神器なの!」

ざるそば:
「三途の川直通便だね」

パルキ:
「いいの。太く短く生きるの俺は。好きなもの我慢して得られるものより好きなものを好きなだけ享受することが重要なの」

ざるそば:
「なのなの。iPodnanoなの」

パルキ:
「2Gなの。って話、進めていい?」

ざるそば:
「勝手にやれなの」

パルキ:
「じゃあ勝手に続けるなの。で、その店、おじいさんおばあさんでやっててさ。トコトコ俺の席の前まで来てくれて、アイスコーヒー頼んだら奥でつくってくれるんだけど、アイスピックで氷砕く音が聞こえるの」

ざるそば:
「おお!バーボンのロック飲みたいって感じ!」

パルキ:
「そうそう、なんかうれしいなぁって思ってさ。おいしかったよ。ちょっと濃かったけどそれがまた」

ざるそば:
「そういうの、いいよね~。でそのアイスコーヒー、地獄のように熱く、悪魔のように黒く、天使のように甘かった?」

パルキ:
「メッテルニヒかよ?」

ざるそば:
「いや武装錬金」

パルキ:
「知らねぇよ!漫画かよ!それの元ネタは確かメッテルニヒの『最もうまいコーヒーの条件』だぞ。」

ざるそば:
「第一アイスだし」

パルキ:
「あああ!そこに突っ込め俺!ショック!何よりメッテルニヒだったかも曖昧!」

※案の定、間違えておりました。正しくはこちら。

ざるそば:
「僕も言葉自体、合ってたか曖昧!」

パルキ:
「こりゃあ、二人でDSで大人の脳トレだね」

ざるそば:
「知ったかほど恥ずかしいものはないね」

パルキ:
「ブログにあげる前に調べろって話だね」

ざるそば:
「え~面倒くさ~い」

パルキ:
「ところでニンテンドーDSのDSって何の頭文字か知ってる?」

ざるそば:
「え~しらなぁ~い」

パルキ:
「ダ(Da)・イ(i)・ス(Su)・キ(ki)!」

ざるそば:
「気持ち悪いのなの」

パルキ=そばのそこそこライブレビュー正規版

※このレビュー記事は2006年に匠三刻#で発表されたエントリー記事を転載・一部改変したものです。というか時事ネタ入ってますが華麗にスルーでよろしくです。

ざるそば:
「さぁて皆さんこんばんこ~。
久しぶりに名古屋に帰って名古屋の家で接続確認のためにPS2をやってたら途端に腰が痛くなった、何気に自分の歳を意識し始めたざるそばと」

パルキ:
「そのざるそばとウイニングイレブンをやってたら親指が痛くなって翌日仕事にならなかったまるでサッカーイタリア代表のネスタみたいな」

ぱるざる:
「ザ・アンビバレンツでーす、あひゃはぁ~」


ざるそば:
「なぁなぁエスパーにゃ」

パルキ:
「なになにざるそばん?」

ざるそば:
「こないだね、のだめで『ホルストの《組曲-惑星から 木星》』がBGMでかかってたんだけどさぁ~」

パルキ:
「あ、ごめん。俺、昔クラシックやってた後輩に飲み会の席で『春木せんぱい《なんか》にクラシックを語ってほしくないスよ』ってすっごい据わった目で言われてるからさぁ~。クラシックの話ダメ。しちゃダメのだめ」

ざるそば:
「…すねてんじゃねぇよ、いい歳してよぉ~。つかそれ何年前の話だよ!」

パルキ:
「えーと、かれこれ10年前?」(※2006年時)

ざるそば:
「一昔じゃねぇかよ!10年ひと昔じゃねぇかよ!しつこいなぁ君!」

パルキ:
「あ~それもよく言われるね。ちげぇよ、しつこいんじゃない、覚えてるんだよただ単に」

ざるそば:
「それをしつこいっていうんだよ!」

パルキ:
「そ~かなぁ~??」(下から舐めあげるような目で、かつ見開いて、まるで蛇のような体〔てい〕で)

ざるそば:
「やめろ!その目はやめろ!むかつくっ!嫌なこと思いだす!」

パルキ:
「わかったよ。で、木星が何?」

ざるそば:
「いや、やっぱいい曲だね、って言おうと思っただけなんだけどね」

パルキ:
「そんだけ?金八っつあんの第7シリーズで平原綾香?のボーカルのやつが挿入されてたけど、あれ、使いどころ微妙だったね、とかそういう小ネタもなく?」(※2006年時)

ざるそば:
「そーゆうことをゆうなぁ~!素敵な声じゃないか平原さんはっ!」

パルキ:
「平原さんのことは何も責めてないって。そっちを攻めるならスクール水着で歌う約束はどうなったんだって話とか?」

ざるそば:
「その半年前のW杯ネタはやめろ!誰も覚えてないよ!」(※2006年時)

パルキ:
「だって覚えてるんだもん」

ざるそば:
「そのすばらしい記憶力を他に活かせよ…」



ざるそば:
「つうことでパルキさん、やっとこさライブレビューに移りたいんですけど?」

パルキ:
「い~よお~」

ざるそば:
「…まあなんとなくプレイ1・2織り交ぜながら適度に力抜いていきましょうか」

パルキ:
「あい。りょ~かい」(と生まれたばかりの小鹿の体〔てい〕で敬礼)

ざるそば:
「むかつくなそれ…。まあいいや。まずは1曲目…」

パルキ:
「1曲目じゃないよ、オープニングだよ。オーバーチュアーだよ。前カデンツァだよ」

ざるそば:
「(…どうでもいいじゃねぇか…)あ~はいはい。オープニングは『星に願いを』でしたけど、これはプレイ1・2ともに頭にもってきたわけですが、前回は確かアンコールの1曲目でしたよね?」

パルキ:
「そうですね。前回アンコールだったから今回オープニングに持ってきたわけです。それとね、ざるバカ日誌。君の台詞も意識にあるんだよ」

ざるそば:
「何の?」

パルキ:
「あったじゃん、《見上げるために上を向いて歩いたら見えた、夜の星に願いを》ってやつ」(※こちらを参照下さい)

ざるそば:
「ああ~あれね」

パルキ:
「そう、それ。TAKUMI TRIO自身も星に願いをかけてみたんですよ。みたかったんですよ」

ざるそば:
「なるほど、ありがとうございます、なのかな?まあいいや、で、『ボーデリック』にいくわけですが」

パルキ:
「プレイ1はね」

ざるそば:
「そーかそーか。プレイ2では『し~ちゃんぶる~す』が次だったんだっけ。何で?」

パルキ:
「え~と。勢いつけたかったから?なんかね。プレイ1の最初のほうはやっぱちょっとネコかぶってた?よな雰囲気あったからなぁ」

ざるそば:
「ねこぉ~?立ってましたよね?立ってドラム叩いてましたよね?」

パルキ:
「うん。何か問題でも?」

ざるそば:
「いや、そう堂々とされると逆に困るな…。何でたったの?」

パルキ:
「立ちたかったカラ」

ざるそば:
「…このヤローふざけんなよ」
(いつも微笑んでいるが締めるところは締めるまるで石原軍団の渡哲也がおはぎを頬張りながら舘ひろしを睨むような体で)

パルキ:
「あ、すいません。あの、ちょっと『俺は違うぜ』みたいなところ見せたかったというか、なんというか…いや、テンパってたんです、すいません!」

ざるそば:
「テンパって立っちゃうってどうなの?」

パルキ:
「いや、僕のフェイバリットドラマーの一人に《外山 明(そとやま あきら)》さんという方がいらっしゃいまして。その方がよく立ってドラムを、その、ねぇ…」

ざるそば:
「まねか?真似したかったんだ!小学生がイチローのバッティングまねするみたいに!うわぁ…パルキング、それはないよ、OVER30で、その無邪気さはナシだよ!」

パルキ:
「ち、ちげぇよバ~カ!ちげぇよ!あやかりたかったんだよ!そんだけ緊張してたってことでさぁ~」

ざるそば:
「うわぁ、ちょっとヒクわパルキさん、マジかよおいマジかよ薬丸マジかよ?」

パルキ:
「80年代アイドルねたはわかんねぇってだから!」

ざるそば:
「パルキさん顔が赤いよパルキさん、つっこみにも切れがないよパルキさん」

パルキ:
「もういい!もういいぃいいいいいぃい!分かったから次いってくれ!」

ざるそば:
「ホントに?反省してる?」

パルキ:
「してます!しておりますので是非先に進んでいただけないでしょうか、ざるそば様」

ざるそば:
「しょう~がねぇ~なぁ~」


(こんな感じでようやく次回から本格的にライブレビューへ。でも、その前にフィギュアスケート全日本ファイナル見なきゃってことで中野さんがんばれ)(※2006年時)

パルキ:そばのそこそこライブレビュー1.1

※このレビュー記事は2007年1月に匠三刻#で発表されたエントリー記事を転載・一部改変したものです。というか時事ネタ入ってますが華麗にスルーでよろしくです。

ざるそば>
「はーいみなさんわんばんこ~。世間様は3連休(※2007年時)だそうですが、私、ただいま1月7日午前4時30分現在、会社におります!もうどうでもいいです。…。」

パルキ>
「そんなことよりケータイ変えたんだよホラ!」

ざるそば>
「そんなことってなんだよ!」

パルキ>
「しかもあれだよね、やっと3G(※2007年時)にしたわけなんだけどさぁ。電話の相手からは『音質がよくなった。聞こえやすいよ』って好評なんだけどさぁ、俺は絶対その恩恵にはあずかれないわけじゃない?俺の電話に俺から電話はこないよ。これってあんびばれんつだよね」

ざるそば>
「ちがうよ」

パルキ>
「え!ちがうの!?」

ざるそば>
「違わないよ」

パルキ>
「なにそのPSY・Sの歌詞」

ざるそば>
「誰もわかんないよ。そんなことよりライヴの続き話せよ」

パルキ>
「うあw、その冷たさにファジィな痛みを感じるなぁ」

ざるそば>
「無理矢理だから、それ。」



パルキ>
「やあ、でもどんなんだっけ?忘れちった!」

ざるそば>
「なんて無責任な!」

パルキ>
「いやもうマグロ漁船の渡哲也のことで頭がいっぱいだから今」(※2007年時)

ざるそば>
「いやな予感がするからそれ以上言うな」

パルキ>
「え~!」


ざるそば>
「え~とぉ。3曲目からですね。『リメンバーケルン』!」(NHKの「The Acter」な感じで)

パルキ>
「あ~。匠さんのプレイが秀逸だったと思います。1,2どちらも。特に2は。中盤あたり。僕が入る前の切ないフレーズがあったんだけど、これはむ・ら~せとともに後で絶賛してしまいました。手前味噌ですが」

ざるそば>
「にゃるほど。なんかこの曲が前回からやってる曲の中でも一番練られてきた印象を持ちましたけど?」

パルキ>
「そうだね。まぁリメンバーちゅうことで前回のこともふまえていろいろと考えてみました。クラシックの打楽器の気分でやってみたいなって」

ざるそば>
「あ、クラシックって言った!話題に出しちゃダメのだめなんじゃないの」

パルキ>
「うるさいよ!そういうお前こそかつて大批判した半疑問形で終わる質問ぶりじゃねぇか!」

ざるそば>
「!!…お互い傷つけあうのはやめようよぉ~。もっと傷を嘗めあおうよぉ~」

パルキ>
「…なんかキャラ変わったね…」

ざるそば>
「寝てないからね」

パルキ>
「食ってないからね」

ざるそば>
「遊んでないからね」

パルキ>
「打ってんの?」

ざるそば>
「生々しいからやめるんだ。ちなみに打ってない!そういう運が僕には一切ない!」


ざるそば>
「え~。『サマータイム』!」(NHKの「The Acter」な感じで)

パルキ>
「おお。これはら~せのアイディアだね。『とにかくずっと同じこと弾いてるから好きにやってくれ』って言われたんデス笑」

ざるそば>
「ほんとに好きにやってたね」

パルキ>
「う~ん。ちょっとスネアが鳴りすぎちゃって。後バスドラのチューニングが全然ダメで…」

ざるそば>
「はいそこ!楽器の所為にしない!」

パルキ>
「う!で、でもぉ~」

ざるそば>
「でもじゃない!」

パルキ>
「なんだよさっき傷をなめあおうと言ってたばっかりなのに!」

ざるそば>
「それはそれ。これはこれ。」

パルキ>
「うちはうち。よそはよそ。」

ざるそば>
「福は内。鬼は外。」

パルキ>
「あ~そういえば大須に行ってきました。久しぶりに。よかったよ大須観音!」

ざるそば>
「節分の日に大須観音で行事やるって知ってなきゃつながりわかんないぞ!」

パルキ>
「いいんだよ。誰か一人でもわかってくれる人がいれば」

ざるそば>
「なんだなんだ突然?そんな気分でドラムも叩いてるんだ。だからあんななんだ!」

パルキ>
「いやもう君がわかってくれれば僕はそれでいいんだ」

ざるそば>
「気持ち悪いのなの」

パルキ>
「iPodnanoなの」

ざるそば>
「徹夜テンションなの」

パルキ>
「over30の独り身にはつらいのなの」

ざるそば>
「もう身が持たないのなの」

パルキ>
「じゃあ、マグロ食いに行こうぜ!」

ざるそば>
「それはオチ?それとも世の中に対する理由なき反抗?」

パルキ>
「いや、渡哲也。ワタリスペクト。ついでに哲也と徹夜を…」

ざるそば>
「では、皆さんまた次回!」

パルキ>
「時間が時間だけに遠慮がないな…」


(だらだら続くよ!)

パルキ蕎麦のライブレビューでよろしいですか?お客様?

※このレビュー記事は2007年1月に匠三刻#で発表されたエントリー記事を転載・一部改変したものです。というか時事ネタ入ってますが華麗にスルーでよろしくです。

パルキ<
「はい、おはこんばんちは。『ワンピース』で一番好きなキャラはウソップです。魚人編最高。」

ざるそば<
「はい。わかりました。次は『海峡』

パルキ<
「この間、やっとゴーイングメリー号の刹那の復活の回を読んで、いい歳こいて号泣してしまいました」(※2007年時)

ざるそば<
『海峡』

パルキ<
「疲れてる?」

ざるそば<
『海峡』だっっつってんだろ?」

パルキ<
「わお、こわ~い。えっと明石海峡?関門海峡?」

ざるそば<
「いや、どちらでも」

パルキ<
「まあ、舞台袖?で聞いてまして。ステージっていう現在進行形の、しかも自分も演者としている空間を、客観的に観れるってすごくいいなぁと思いました。平田匠オンステージね。プレイ1では若干スマートだったなという感想を漏らしたら、プレイ2では、こってりでした。故に明石と関門海峡ですよね、と。直前の練習までは僕らも絡む予定だったんだけど、やっぱ何かね、平田匠オンステージはないといけないかなと思いまして。ってこれでいいかざるそばん?」

ざるそば<
「大変結構でございます、旦那様」

パルキ<
「おっと、何そのメイド喫茶。あ~そ~いえば最近はもう狩られるとこまできちゃって更にはツンデレ喫茶ってやつまででてきたらしいね」(※2007年時)


ざるそば<
『アンダルシアの風』

パルキ<
「つれないよざるそばつれないよ。えっとですね。これまた直前にタクミンが『チックコリアがやりたいんだ、な』って言い出しまして。なんのことかなと思いきや前の日の夜かなんかに観たモントルージャズふぃすてぃばるのライブ放送(※2007年時)で、チックコリアがお客さんとコミュニケーション取りながら『スペイン』を演奏したらしく。それをやりたいってことだったのですね。まぁ、ウケがいいですね、この手の曲は。スペイン・カスタネット・フラメンコ・サンバでルンバで《タンタン・トント・タンタンタ・トントン》ってやつね」

ざるそば<
「で、ベースがずっとシンコペートするっていう」

パルキ<
「うん。アタマいって一度ウラいったらずっとウラで着地しない。ってしてるんだけど日本人?的な風土で育つと着地してるように感じられないってやつ、」

ざるそば<
「ああ何だろそういうリズムの系譜?ダンスだったかな?言語で言えば《インド・ヨーロッパ語族》みたいな学術的なカテゴリー分けっていうか統計って誰もやったことないらしいよ。その、フラメンコと何だっけトルコ?のベリーダンスとブラジルのサンバって絶対共通点つうか分母は同じところにあるらしんだけど。それができればアリストテレスなみの偉業だとかそうでもないとか」

パルキ<
「うん、なんか日本ってその手のリズムがウケやすい。欧米人に言わせると全部《オリエンタル》になるとかならないとか。何か共通するところがあると思うんだよねぇ。そうそう、あとお茶ね。中国で茶、インドでチャイ、イギリスでティーになってスペインでチャに戻るんだっけ?要するに全部《Tea》で、その単語が差してるものも同じなんだけど各地で…」


ざるそば<
「あ、忘れてた。『マイ・バック・ページ』

パルキ<
「なんだよ、そっちが膨らませたくせに」

ざるそば<
『マイ・バック・ページ』

パルキ<
「はいはい。十八番ですよ。オハコ。今回ジャストインタイムさんでやらせてもらったから、スタンダードの《Just in TIME》って曲にまつわる話絡みで最後、マイバックページで落ちる、って話を用意してたんだけど披露する機会がありませんでした」

ざるそば<
「うっそ?今やってよ」

パルキ<
「もう旬じゃないからダメ~」

ざるそば<
「え~やってよ~」

パルキ<
「俺の話にノッテくれないからダメ~」

ざるそば<
「ヒルルクの桜の話が最高です」(※2007年時)

パルキ<
「ああ、チョッパーてさぁ、キャラとして要素が多すぎじゃない?二人のスーパードクターの技術と心を継承して、トナカイから7段変身する能力者で動物と会話できて、しまいにゃランブルボールっておいしすぎるだろ~」

ざるそば<
「う、うん、そうだね…」


パルキ<
「で、『マイフェイバリットシングス』ですが」

ざるそば<
「え~!!」

パルキ<
「まあなんというか十八番ですよオハコ。今回初めてBメロやりましたね。ム=ら~せびっくりみたいな」

ざるそば<
「…まあいいや。先生がムらっせくんを凝視してたのがすごく笑えました」

パルキ<
「そう!1音1音、『むらせ、次はこれだ、次はこれだ!』ってもう声が聞こえたもん笑。ら~せがライブ後に『やってみりゃできるもんだなって思いましたよ』って冷や汗たらしながら言ってたのがとにかく笑えましたよあっはっは」

ざるそば<
「今まで一度もやったことなかったんでしょ?」

パルキ<
「そう、どの音使うか決めてないわけ。当然譜面とかないわけ。でも音出すタイミングは同じだから、外したらおしまいなわけ(笑)。ム=ら~せ必死(笑)あんなに全神経を耳に傾けることは今後の人生でもないだろうね」

ざるそば<
「わかりませんよ。トリオやってるうちは」

パルキ<
「わっはっは。そだね。でもさ、菊池成孔さんがこの間出した本でさ。そもそものハーモニーつうかコード理論に対しての疑問っていうか新解釈?をしてたんだけどね。新解釈っていうか復古なのかな?詳しいことは本を買ってもらうとして(笑)、極論すると調和しない音なんてないんじゃいかってやつで。使っちゃいけない音は存在しないっていう。それをある程度理論的に書いてあるんだよね。実感を伴って理解できたのは5割に満たないけど。おれドラムだし」

ざるそば<
「またすねる。でもそれが本当なら若干疑問だなぁ。だって聞いててやっぱり気持ち悪い響きってあるじゃないすか」

パルキ<
「まあそうなんだけどね。でもおれの知ってるアレンジャーの某さんも、いつだったかふと、『キーを決めて演奏するとして、その時使っちゃいけない音なんて、まあ大げさに言えば2つだけだよ。』って言ってたし。まあ職業柄、断言はしてなかったが(笑)。そこはプライドちゅうか、一線引かないと具体的な作業に移れなくなっちゃうからなんだろうけど。まあ構成というか編曲で聞かせるものと、プレイでその場のノリを提供するもので捉え方も当然変わるだろうし。アタマ痛くなったらパワーコードのスリーコードで『とぼけたやつらがババンバ~ン』ってやれば、それでもう楽しければいいんじゃないって言ったら怒られる?

ざるそば<
「南蛮家では大ウケだよ(笑)」

パルキ<
「大体、こんなことは古くから何度も議論されてて、それこそミンガスとかエリントンとか…」

ざるそば<
「アンコールですっ!『トルコ!う~んトルコ!トルコよ?トルコ』」

※Ceddin Deden ジェッディン・デデン(祖先も祖父も)のことですね。

パルキ<
「…うん、慣れた。えっとね。オハコですよ十八番。なんかこの曲は前編とおして完璧にTAKUMI TRIOのオリジナルと言ってしまってよかろうもん!」

ざるそば<
「何で九州?まあそうですね。原曲はあるにしろ、こういったトライをしてるのは他に類を見ない!いろんな意味で!」

パルキ<
「あ~そういえばねぇ~イランの人たちがねぇ『トルコ人はこいつを《ティー》なんて呼んでやがって、そこまでしてヨーロッパに入りたがってる。ふざけんな上等だ。とっととアジアから出てけ。おれたちゃこいつを《チャイ》と呼ぶ!』って言ってたんだってさ」

ざるそば<
「と、いうことでライブレビュー終わりやしたぁ~」

パルキ<
「うそ~ん、ことごとくスルーすか」

ざるそば<
「だっって全部《深夜特急》からのテキトーな引用じゃん。あってるかどうかもおぼろげじゃん」

パルキ<
「ブフォォ!!バレてたぁ~!。あ、深夜特急と言えばね、神戸からの帰りなんだけど…」




(つうことでやっと終わり。ポストライブレビュー《パルキーソバの銀河鉄道の夜-後編》に続きますが、[ポスト]なので無理に閲覧されなくても大丈夫です。。。。ばいちゃ)

ポストライブレビュー:ぱるきそばの《銀河鉄道の夜》後編

※このレビュー記事は2007年1月に匠三刻#で発表されたエントリー記事を転載・一部改変したものです。というか時事ネタ入ってますが華麗にスルーでよろしくです。

ざるそば:
「つうわけでパルキング。『深夜特急と言えば…』で思わせぶりにおわったわけなんだけど、それからどした?」

パルキ:
「へいへい、聞くも地獄語るも地獄ですよ旦那。へっへっへ」

ざるそば:
「なんだい興味をそそるねぇ」

パルキ:
「へい、旦那。わたくしゃライブ終わりましてん、軽~くJust in Timeで打ち上げっぽいことやりつつ、冷コーシーでもすすりつつ、そろそろ帰らなきゃとなったわけです。でね、これがまあ都合のいいことにjust in Timeからの最寄り駅、JR三ノ宮駅に深夜特急が停まるんでさ。意気揚々と『これで帰るだけだもんね』とダチに電話しつつ電車待ちでさ。
そしたらね、来ましたよ0時13分発の横浜止まりの深夜特急《サンライズ出雲》がね。深夜特急でサンライズ。オサレだね。何しろB寝台でも個室ですよ。別室シャワー付きってなもんで。喫茶室もあったりするらしいとか事前にいろんな情報仕込んでたからウキウキですよ。また歌っちゃいましたよゴダイゴ。でも一方でもう眠かったしね、疲れてたしね、個室入った途端バタンQだなぁ…じっくり車内を満喫することもないんだろうなぁ…なんてそれまでとは真逆にちょっとナイーブになってたりして、更に残念がってたりとか、まあ後から考えてみれば随分のんきでしたねぇ。」

ざるそば:
「はいはいなるほど、それからどした?」

パルキ:
「へえへえ旦那。やって来たサンライズ出雲。目の前で8号車のドアが開く。開いた途端に滑り込んで、『おお、こいつが出雲かい?』なんてまたテンション上がっちゃって。早速自分の部屋に行くわけです。

『え~と8のC…8のC…お、あったあった。ん?なんじゃこりゃ。へ~暗証番号ロックかよ。なるほど~。よいっ!ん?開かねぇな?最初からロックされてる?んなバカな。暗証番号教えてもらってないよ。後で自分で設定するはずだし。よいっ!ト。う~ん開かないなぁ。』

で、3回目に開けようとおもったら突然扉が開いたんです!奥から明らかに機嫌が悪そうなジェントルマン。ポマードの匂い香しいジェントルマン。

『……何?』
『ア、お休みのところすみません…』

ええ、ピコーンと来ましたよ。でもここは大人、ある意味私もジェントルメン。とりあえず着替えが詰まったバッグとスネアドラムとスティックケースという、かさばりすぎの荷物を可及的速やかに先ほど期待していた喫茶室に置きにいき、車掌を捜すtake onジャ~ニ~inサンライズ出雲ってことでね。車両内の旅に出たわけです。このときまだアタマの中ゴダイゴ。
『とぅざ・すたぁ~』なんて鼻歌歌いつつ、程なく見つけましたよ車掌さん。冷静に、冷静にねパルキくん、と自分を励ましつつ問い掛けたのでございます。

『あの~すいません…これって8のCで間違いないですよね?』
『…そうですね』
『ね?そうですよね?』
『それが何か?』
『あの~、もうどなたか、おそらく違う部屋の方が入られてるんですけどね…』
『え!………あ~、これね、違うよ』
『え?何が違うんですか?』
『いや。本日はもう27日だよ君。』

背中がぞくりとしました。その時の私はもうどこかに逃げ出したい気分でしたが既に、そうまさしく、列車は走り出した後なのです。後戻りはできないのです。万が一の可能性もないとわかりつつそれでも現実を直視したくなく。
思わずもう一度聞き返してしまいました。

『ん?何が違うのかなぁ~?』
『ですから、この列車は0時13分発ですから。』
『はい。』
『お宅の切符は26日付でしょ。もう日付変わったから』


ざるそば:
「ギャースッ!!こわーい!!」

パルキ:
「もう目の前真っ暗ですよ。これから横浜までの8時間強、俺はどう過ごせばいいんだって。あの荷物抱えてどう過ごすんだって。アタマがね、ものすごい速さで高速回転するんだけどいつまでも同じところを回ってるだけなの。喫茶室で仮眠、喫茶室で仮眠、やだやだ、しょうがねぇじゃん、でも明日もう仕事だぜ?喫茶室で仮眠喫茶室で仮眠…」

ざるそば:
「でもさ、完全に自損事故だよね。誰の所為でもないよね。つか只のバカだよね」

パルキ:
「その通り。逃げ道がない。ホントに。故に真っ暗よ。でもさ、新宿の緑の窓口で同時に買ったんだぜ?普通往復だって気付くじゃん?指摘してくれてもいいんじゃん?って無理やり逃げ道作ってみたんだけど」

ざるそば:
「無理あるね。ひとつ曲がりかど~一つ間違えてぇ~回り道く~ねくね~だね」

パルキ:
「古いよその歌詞。でさ、も一つ。その車掌、フリーズしてる俺にこんな追い討ち台詞をかましたのさ」

ざるそば:
「どんな?」

パルキ:
『お客さんね、

これもうただの紙クズだよ』


ざるそば:
「ギャースッッッッッッ!!追い撃ちにもほどがあるわ!あるわよ!」

パルキ:
「だろ?言い過ぎちゃうんかと。いくらなんでも。18,980円稼ぐのもそんなに楽じゃないぞと。そこまで俺の尊厳を踏みにじる必要があるのかと。しまいにゃ『この部屋のお客さん起こしちゃった?まずいなぁ…』だって。いいかげん問い詰めたくなったJUST IN TIMEまさにその時!」

ざるそば:
「はい、もはや定型句!」

パルキ:
『でもねお客さん。
今日は8Dが開いてるみたいだからそこに入りなよ』

ざるそば:
「号泣!!パルキ号泣!!」

パルキ:
「号泣!!俺号泣!!なにその振り幅みたいな。何を演出したいんだと。いやもう振り回されっぱなしですよ。でもね、世の中捨てたもんじゃないってね」

ざるそば:
「止まない雨はないってね」

パルキ:
「明けない夜はないってね」

ざるそば:
「僕、世の中ってもっとひどいもんかと思ってた」

パルキ:
「Bバージンごっこはその辺にしてだね。まだあるよ」

ざるそば:
「あるの?いくの?」

パルキ:
「行くよ。
まあ新横に着いたわけ。そっから中央本線で品川行くのだけれど、その時間もういわゆる通勤列車なんですよ。すごいね7時ちょい過ぎだよ。で、バッグに太鼓にスティックケースって俺もう迷惑の具現化、『The 迷惑』なわけ。視線が冷たい冷たい。何こんな時間にこの電車にその荷物で乗り込んでんだどうせライブ打ち上げ徹夜上がりとかそんなんだろいい歳こいて何やってんの、この一人夢工場が!って感じ。
違うんだ違うんだ。俺もこの後高田馬場まで行って荷物おいたらそのまま仕事場に向かうんだ前日も深夜急行に乗ってるんだ、いいから頼むからちょっとだけ俺の話を聞いてくれ3分だけ時間をください、なんなら冷えたレモネードもあるから、用意するから話を聞いてください。そこの器用にすき間を利用して文庫本を読んでいる君、君と話がしたい。そこの新聞を八つ折りにして段組の文章を読み切る度にひっくり返すという技を身に付けている貴方、貴方と話がしたい。こんな状態でもケータイにしがみつきこんな時間からどこぞの誰かに一心不乱にメールを打ち込む幸せそうな貴女、貴女と話がしたい。僕は話がしたい。君とあなたと話がしたい。みんな俺の話を聞いてくれ。5分だけでもいい。2分だけでもいい。背中に背負った俺のタイガー&ドラゴンが…

ざるそば:
「もういい!もういいよパルキさん!切なすぎるよ!」

パルキ:
「まあそんなこんなで馬場に着いたんですが」

ざるそば:
「おい、普通だな」

パルキ:
「うん。言うほどたいしたことない。で、ちょっとシャワー浴びたんだけど、いや~気持ちいいのなんの。まるで中学の時、部活から帰った後、洗面台に駆け込んでぐいっと飲み干した一杯の水のような…」

ざるそば:
「その、ニャンニャン写真流出後の復活したての高部知子の反省本に書かれたオビの引用なんて誰もわからないよ」

パルキ:
「君がわかってくれたじゃないか。俺はその奇跡を信じるよ。君さえわかってくれればいいんだ」

ざるそば:
「そこに戻るのか…」




(はい。長旅もこれでおしまい。無事?に到着ってことで次回からは一人ゴチる予定であります隊長)

'06 11 26 Live at Just In Time (神戸・三宮)セットリスト

OP
『星に願いを』
M1
『ボーデリック』
(2セット目 cut)
M2
『し~ちゃんぶる~す』
M3
『リメンバーケルン』
(旧「ケルン」の流れをくむ、外伝?進化?ver.)
M4
『サマータイム』
M5
『海峡』
(平田 solo)
M6
『アンダルシアの風』
M7
『マイ・バック・ページ』
M8
『マイフェイバリットシングス』

アンコール
『トルコ!う~んトルコ!トルコよ?トルコ』
※Ceddin Deden ジェッディン・デデン(祖先も祖父も)

以上